2007/12/23

本・・・















ECの遺志を受け継ぎ奈伊紀と未伊太を引き取ったものの、最初の一週間は苦悩の連続でした。
そんなとき出会ったのが、この本・・・。
町田 康著 「猫にかまけて」と、今年出版された第二段「猫のあしあと」です。(講談社)
作家であり、ミュージシャンであり、詩人でもある著者が20数年間暮らした猫たちへの愛情たっぷりな文体が笑いと涙を誘うすばらしい作品でした。
猫を擬人化させて、その心情を人間の言葉で表現している部分は、笑いの中にも「なるほどそうか・・」と、妙に説得力を感じました。
また、死という悲しい出来事に対面する著者と奥さんの誠実な姿勢にも感動です。
いつか必ず訪れる、生きるもの全てに訪れる運命の時・・・・。その時、どう向き合うか?
本の中の町田夫妻と同じ感情で、その場にいるように読んでいました。
人間に「十人十色」という形容を用いるならば、まさに猫もおんなじですね(笑)。
社交的な子、自己中な子、やんちゃ、おとなし、喧嘩好き、争い嫌い、臆病、鈍感・・・・
しかもそれらが複雑に交じり合って人格・・いや、猫格を形成しているんですよね(笑)。
だから、みんなおんなじように扱っちゃまずい時もあるんですよね。(ここがムツカシイところ・・・)
我が家の4ニャンズも、小さな猫社会の中で徐々にそれぞれが自己主張をし始めました。
まずは、この猫格と猫社会を理解することからですね。
最初に感じた「苦悩」が、いつしか「興味津々」と変化し、次第に「余裕」となって、私自身がプチ猫社会の住人となる日もそう遠くないんじゃないかな・・・と思います。
EC・・頑張るからね。・・ニャオゥ~ン♪
10年前、麻美母さんがベン・ムーチ・未伊太達を出産するとき、あわてて購入したのがこの本。
その名もずばり・・・「ネコの飼い方入門」。(金園社)
猫の性格・習慣・しつけ・・etc 全てがど素人の私にとっては、バイブルみたいになってました。(笑)
いよいよ臨月となった時、お産に必要な産箱の作り方、出産の立会い時の注意、母猫に対しての気づかいの事など隅から隅まで熟読してその日を迎えたのでした。
今ではなつかしの一冊。
ECと私、そじて猫たちとの生活の原点です。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

SATyanさん、
ベン君ムーチ君
奈伊紀ちゃんに未伊太君、
メリークリスマス☆

皆にゃん、それぞれに違う個性がぶつかって
大変だろうと思います。
でもゆっくりとお互いを認めて
折り合って、家族になってくれるでしょう(^^)
いい本は、力と励ましをくれますね。
私も何度も本から、勇気を貰いました。

SATyanさん、エールを送ることしか
出来ないけれど、
見守る事しか出来ないけれど
頑張って下さいね。

鈴木智子 さんのコメント...

>遊子さん
メリークリスマス☆

今日の東京はとってもお月様が綺麗です。
ECが亡くなった時の月夜のようです。

本当に自信が無くなって、途方にくれていたときに手にした本です。
読み終えて、なにをクヨクヨ悩んでんだ?って気持ちになれました。

大変な事はこれからも沢山あるけど、やっぱこの子達を愛してるんです。
一緒に暮らせる事が一番シアワセ♪

明日はECの月命日。
お墓参りしながら、お子達のやんちゃを報告してきます(笑)。

いつも励ましのエール、ありがとうございます♪

匿名 さんのコメント...

メリークリスマス☆
SATyanさん、応援してます。
同じ東京の空の下、
ただそれしか言えない私・・・。
ごめんなさい。
でも、祈っています。応援しています。

月命日・・・、ECさんと、ゆっくりお話してこられると、いいですね・・・。

鈴木智子 さんのコメント...

>aquaさん
メリー クリスマス♪

ジュピター君達のクリスマスダンス!笑っちゃいました☆
超可愛かったですね♪

応援ありがとうございます(^^)
今日も血気盛んなやんちゃ坊主達を、あの手この手でいさめつつ毎日を送ってます。

これからもヨロシクです(^^)V