津波で家を失った方、大切な家族を亡くされた方、また、家族の安否がわからぬまま不便な避難所で不安な毎日を送って折られる方々の状況を思うと胸が痛みます。
私たちが出来ること・・・
何かしてあげたい。行って何かお役に立ちたいと、ボランティアを志願していらっしゃる方も沢山いらっしゃると思います。
しかし、まだまだ混乱してその活動にも「統制」が取れていないのが現状のようです。
関東では全域を対象に「計画停電」が実施されて、今日で5日目を迎えています。
あくまでも関東圏内の電力不足回避の予防策で、直接津波にあわれた方々への援助にはならない行為ですが、被災された方々の厳しい状況が私たちに「我慢することの必然性」を植えつけてくれたように思います。
我が家でも、17日(木)の夕方6:30過ぎから夜9:30くらいまで停電しました。
あらかじめ予定されていたので、事前にろうそくやホッカイロも用意しておきました。
買占めで売り切れ状態になっている懐中電灯は、結局我が家では手に入りませんでしたから、家にあったろうそくで灯りを取ることに。
ろうそくも買占められて何処に行っても手にはいりませんでした。
10年以上も前に買っておいたろうそくがこんな時に役に立つなんてね。
3ニャンとも最初は驚いた様子でしたが、すぐに慣れて後は各自のベットですやすや寝ていました。
ホッカイロだけではどうしても寒さがこたえる私は、そんな3ニャンを無理やり起こして暫らく膝の上に抱っこ。一番付き合いがいいのはベンでした(笑)。
約3時間後、「パッ」と電気が点くと、安堵と開放された喜びが・・・
すぐ暖房をつけましたが、こんな時にも被災者の方々の不自由を痛感させられてしまいます。
予定された時間がきさえすれば、生活は元通りになる私たちと違い、「いつまで」とも知れない「我慢」を強いられる方々の過酷さを改めて感じます。
今後の停電の予定が東京電力のHPで発表されました。
計画停電により、都内の交通機関も通常の数割の運行ですが、ほとんどの人がこの「我慢」を受け入れ、被災された方々の「疑似体験」することによってなんらかの役立ちを意識出来る「連帯感」を共有しているように思えます。
改札にどんなに並んでも、通勤電車が止まっていても駅員に詰め寄ったり暴れたりする人はほとんどいないのは、皆がいままで体験したことのない「大惨事」を目の当たりにした共通の思いがあるからだと思います。 計画停電は4月末まで続くそうですが、この思いがその時まで続くことを祈ってやみません。
寒い避難所で、空腹と寒さに絶望感を抱いていらっしゃる方もおられることでしょう。
今、沢山の人が救助の手を差し伸べようと動き出しています。
どうぞ、もう少し待ってください。決して希望を無くさずに・・・・・
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今回被災して救助されたペットも数多くいると聞きました。
フジTVで放送された、2匹のワンコもその後救出され今では元気にしているそうです。
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今回被災して救助されたペットも数多くいると聞きました。
フジTVで放送された、2匹のワンコもその後救出され今では元気にしているそうです。
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これ以外にも沢山のボランティア団体がペットの救出活動に参加されています。
今、私たちに出来ること・・・ボランティアに参加できなくても、現地に救援物資を届けられなくても、出来る事はきっとあるはず。
≪緊急募金≫
(財)日本動物愛護協会 東北地方太平洋沖地震被災動物支援義援金