2008/06/18

北鎌倉散策


今日鎌倉へ行ってきました

二人で初めて歩いたまちへ

今日のあの町は人影少なく

想い出に浸るには十分過ぎて

源氏山から北鎌倉へ

あの日と同じ道程で

たどり着いたのは 縁切寺

一昨年の秋、ECと行ってから久しぶりの鎌倉です。

去年の今頃は、紫陽花咲く北鎌倉に必ず行くことを、ECの闘病生活の目標にして

頑張ってました。

もうECは観る事が出来なくなってしまいましたが、あの時、季節外れで見られなかった

紫陽花を、代わりにしっかりとめでに参ったわけです。

しかも、梅雨の中休みでお天気も上々なり♪



北鎌倉に到着したら、最初は東慶寺(別名、縁切寺)。



北条時宗の正室(覚山尼)が、東慶寺建立後、夫の暴力が元で苦しむ女性の救済の政策を行ったという説から、後に「縁切寺」「駆け込み寺」と言われたんだそうです。



余談ですが・・・

♪「縁切寺」の2番で、一緒に行った彼女が「ここだけはよして」って言ったのにもかかわらず、一緒に写真まで撮って・・・・・。よしゃーいいのにね。
3番では、別れちゃってるんです。しかも、別れを切り出したのは彼女の方だとか・・・。(涙)

この季節、紫陽花の他、花菖蒲や沢山の草花が咲き乱れています。

つまり、シーズンなのです。どこも人で一杯でした!



その後、近くの浄智時へ! ↑浄智寺の布袋像です。
おなかを撫でると、元気をいただけるそうです。(このところ元気ない人、触ってみてちょ)

さーて、いよいよその名も「紫陽花寺」!「明月院」です♪


明月院山門入り口(上)から中に入り、お寺の中庭から入り口(下)を振り返っています。

門をくぐってすぐに、紫陽花の美しさとその量感に圧倒されます。
す・す・すごい!(ボキャの無い私故、これが精一杯!許されて)

中庭にお茶屋さんもあり、お抹茶を頂くことができます。
ふうりゅう~(^-^)

明月院の紫陽花は、その8割り程が日本古来の姫紫陽花(青紫)だそうな。
とは言え、清楚な白い花や薄紅色の紫陽花など、どれも目を楽しませてくれます。



それと、明月院の本堂の裏庭は隠れた名所といいますか・・・
今は盛りの花菖蒲が群生しています。
それから、苔むした林の中は、マイナスイオンたっぷりの別世界!
癒されます。
なぜか、ぽつんと鎮座されてた「赤地蔵」様に思わず手を合わせ、赤いお金2枚を・・・。

いやー、お寺さんはやはり心を清らかにしてくれますね。
俗社会にどっぷりつかりきった、雑念だらけのワタクシですが、なにか、こころが素直になります。
不思議な空間です。

ところで、北鎌倉の駅から明月院に行く道の途中に、「猫の箱」という猫のイラストのギャラリーがあります。「知る人ぞ知る」ですぞ♪(ブログはこちら)

TVでも、時々紹介されていますが、実はワタクシここにあるとはしりませんで、ほんとに偶然でした。

ご主人の描いた絵が展示されてます。(どれもニャンコへの愛情がたーっぷりです♪)

で、もちろんこのギャラリーの主人公は・・・
まだ一才の女の子、おでんちゃん(GOODな名前!)と、

アビシニアンっぽい男の子、みかん君(なんてラブリーな名前)♪
実は、見た目は似てないけど、この二人キョウダイなのだそうだ!

こうみえて、みかん君はお忙しい子なのです。
そう、今日も看板猫のお仕事に励んでいるのです。

鎌倉は、猫がよく似合います。
まーったりと、ゆっくりと流れる時間の中で、猫も人間もやさしい時間を共有しているようです。

ECと言った長谷寺の猫さん達、今も元気かな?


・・と、ここまでは、私も俗世の煩悩を忘れ、清らかな心に満ち足りておりましたが・・・・
買ったばかりのプリンターに、ムーチがどっかり!!
スキャンやコピーも出来る優れもので、形状的にはなるほど上が平たく、ニャンコが乗っかりたい気持ち痛いほどわかります・・・。

んが、しかし、お・お願いよ~・・・ムーちゃん、どいてぇ~。こ・壊れるぅ~(泣)。



やはり、煩悩はそう簡単には抜けないようですね(^ ^;)