ECのお姉さんに、こんな素敵なバックをいただきました♪そこで、春の陽気に誘われて、バックとお出かけ(^^) 出かけた先は、六本木の国立新美術館。 黒川記章氏のこの斬新なデザイン、六本木の新名所でしょうかねぇ。 すぐ側に、東京ミッドタウンがあるので、美術館の後はそこでランチもいいですよー♪
(但し、ランチタイムを要チェックです!)
この美術館では、現在「モディリアーニ展」の真っ最中!(3/26~6/9)大好きなモディリアーニとあっちゃ、見逃すわけにはまいりません!!(^-^)特徴的な、細長い首と極端ななで肩、アーモンド型の光のない目、・・「なんじゃこりゃ!?」と首をかしげる人もいますが、なぜか引き付けられる画風です。 ≪展示会場入り口≫
展示内容が豊富で、初期のデッサン(素描)から写実的に描かれた肖像画まで、初めて目にする絵もあり大満足でした♪ 興味は、やはり2番目の奥さんのジャンヌの存在。
この絵は「大きな帽子をかぶったジャンヌ・エビュテルヌ」。 ジャンヌを描いた数多い作品のなかでも、特に有名なモディリアーニの代表作。
苦しい生活の中で、酒と薬でボロボロになったモディリアーニを支え、絵を描く意欲を与え、モディリアーニが肺結核で亡くなった2日後に、二人の間にもうけた幼い子を残し投身自殺してしまいます。
しかも、おなかの中には二人目の子を身ごもりながら・・・・
本当に自殺だったのでしょうか???10年前、パリに眠るモディリアーニを訪ねました。ペール・ラシェーズ墓地に、ジャンヌと 仲良く眠っているのです。
↑上の石棺(2枚)がモディリアーニの墓。右の花いっぱいの立派な墓は、「エディット・ピアフ」。→
↓下の真っ白な大理石の墓は、「イヴ・モンタン/シモール・シニョレ」 彼の最期を思わせる、寂しいお墓でしたが、石棺の 上にモディリアーニとジャンヌの名前を見て、
なぜか涙が溢れましたっけ・・・。
と、ここで余談ですが、このときEC(勿論モディリアーニファン)を誘ったんですが、頑として
「俺は行かない!幼い子らを置いていけるか! 平気でいける君は冷たい!!」
などとお叱りをうけつつ、お子達はニャンコ専門のペットHに預け、たった一人、
旅に出たのでありましたぁ~(笑)。
成田出発から帰国まで、たった一人という、「チャレンジャー」な旅でしたが、目的を果たせて大満足な旅行でした(^-^)ちなみに、ECからはしっかり御土産を催促され、結果的に二人とも満足でめでたしめでたし♪
それにしても、幼い子を残し、夫の後を追い自殺したと言われているジャンヌ・・・
どんなに愛した夫に先立たれても、二人の間の大切な子を残し、新しい命も道連れにして、本当に死ねるものでしょうか???
「愛」って、何なんでしょうかねー。
追記:モディリアーニの生涯は、映画にもなってます。「モンパルナスの灯」(白黒)と「モディリアーニ 真実の愛」(アンディ・ガルシア)。
5月10日には、「モディリアーニ 真実の愛」を同会場で先着250名が無料鑑賞できるイベントもあるそうです。本展の観覧券が必要だそうです。ちなみに「モンパルナスの灯」は4月4日でした!